薪ストーブの煙突掃除を自分でやってみた!!必需品や注意点を徹底解説

広告が含まれることがあります。

diy

こんにちは。自然と寄り添い心地よく。小さな家で循環を感じながら暮らしているyurarhythmです。

今年も薪ストーブの季節がやってきました。薪ストーブ歴2年目の我が家。

我が家の薪ストーブはESSE社のCampesse DX(キャンプエッセデラックス)という調理もできるストーブ。

ESSE社の方から最初に使い方をレクチャーしていただいた時に、煙突掃除やメンテナンスのことも伺いました。

しかし、35,000円くらいだったかな?それに交通費だったと思います。

煙突掃除の相場を調べたところ、業者に依頼するとやっぱりそれくらいするみたいです。

「んんーなかなかの金額・・・。煙突掃除は毎年のことだし、やっぱり自分でするか!」

ということで、煙突ブラシなどの道具を揃えてやってみることにしました。

私は身長150cmの小さめ体型ですが、結論から言うと一人でできました。

今回は、薪ストーブの煙突掃除を自分でするための準備や方法、注意点などをお伝えしていきますね。

薪ストーブの煙突掃除を自分でするために必要な道具

△1階の土間に設置している我が家の薪ストーブ。

セルフメンテナンスに必要なものはコチラ。

  • 煙突ブラシ
  • 養生テープ
  • 養生シート
  • ゴミ袋
  • 汚れていい服
  • 軍手
  • 掃除機

普段のお掃除なら代用できる道具もありますが、煙突掃除はやっぱり専用のものも必要ですね。

特にブラシがないと始まりません。


私が購入したのはコチラ。ファイヤーサイドのポリプロピレンブラシです。

ブラシと考えると確かに高いですが、毎年一回は必ず使うし、早々買い替えるものでもありませんよね。

専門業者にお願いすることを考えれば、自分で道具を揃えてメンテナンスした方がずっとお得だと思います。

他にスチール製のブラシもあり、そちらの方が摩擦力は大きいです。

その反面、傷もつきやすいとのことで、通常の使用頻度や汚れであればポリプロピレン製をオススメします。

しかし、とにかく固くこびりついたススやタールをなんとか落としたいという方は、こちらのスチール製が良いかと思います。


ブラシを選ぶ際に注意したいのは、煙突の内径サイズです。

ブラシが大きすぎても入らないし、小さすぎても汚れが落としにくいです。

必ず内部の直径サイズを測りましょう。(二重煙突の外側ではなく内側の筒です。)

それから、煙突の長さも大切ですね。

我が家の場合は、吹き抜けになっていてさらに勾配天井のため、煙突が長いです。

流石に屋根に登ることはできないので、ロッドを繋ぎ合わせて下からのお掃除です。


ロッドとブラシ繋ぐのに必要なアダプターはこちら。


さて、煙突にピッタリサイズのブラシが用意できたらあとは汚れにくいように準備するだけ。

薪ストーブ上に設置されている上下する筒を外して掃除するのですが、ここからどうしてもススが出ます。

そのため、周辺の床や壁などを養生しておきましょう。

養生テープやシートは100均でも販売されてますし、一体になったものもありますよ。

私はこちらの一体型を使っています。diyの塗装をするときにも便利です。

あとはススが多少飛びますので、自分自身も保護してあげてくださいね。

汚れていい服装や軍手など。ただし、軍手はしていても手は汚れます(笑)

私は途中から軍手を外して作業をし、何か触るときにその都度手を洗っていました。

さて、それではいよいよお掃除方法です。

薪ストーブの煙突掃除を自分でする方法

△薪ストーブは部屋中を暖めてくれる大切な存在。メンテナンスをしっかりと。
  1. 養生する
  2. 薪ストーブに近い部分の煙突を外す
  3. 外した煙突を外など邪魔にならないところへ持っていく
  4. 大きめのゴミ袋に小さな穴を開ける
  5. ブラシをゴミ袋に入れて根元を穴から外に出す
  6. ブラシにロッドを1本繋ぐ
  7. ゴミ袋の口を天井側の煙突の口にかぶせて養生テープで留める
  8. 煙突にブラシを差し込み一定方向に回しながらロッドを継ぎ足していく
  9. ブラシが一番上まで届いたら回しながら下ろしてくる
  10. 同じ動作を繰り返して2往復する
  11. 外に出した煙突もブラシで綺麗にする
  12. 煙突や周辺を元の状態に戻して片付ける

まずは壁や床など汚れてほしくないところを養生します。養生が終われば、煙突を外していきます。

上下にベルトのような金具がついているので、それをパチンと外し、筒を回すと簡単に外れます。

真ん中部分が外れましたね。なんだか不思議な光景です。

△薪ストーブに近い部分の煙突を外したところ。

さて、この部分はひとまず外に持っていきましょう。

では、煙突本体のお掃除に取り掛かります。

まずは、ゴミ袋にちいさく穴を開けてブラシを通し、1本だけロッドを繋ぎます。

△このようにゴミ袋に小さな穴をあけてブラシをセットする。

そして、このゴミ袋を煙突周りに養生テープで止めていきます。

ここに煙突内のススがどんどん溜まっていきますので、外れないようにしっかり止めてくださいね。

あとはブラシをゆっくりと煙突内に入れていき、ロッドをどんどん継ぎ足していきます。

ロック式でないタイプのブラシは必ず一定方向に回します。煙突の途中で外れたら大変ですからね。

そして、一番上まで行くとブラシがぶつかりますので今度は同じ方向に回しながら下ろしていきます。

この作業を2往復します。ブラシを回転させるたびにススがわんさか落ちてきます。

2往復終わればあとはストーブ側の煙突に溜まったススも掃除機で綺麗にしておきましょう。

△薪ストーブに繋がる煙突部分に溜まっていたスス。

外に出した煙突もゴミ袋などに入れてブラシでススを落とします。それから元の状態に戻せば完了です。

あとは、薪ストーブ炉内や天板なども綺麗にしておきましょう。

我が家の薪ストーブは、しばらく植物と虫かごの置き場所となっていました。

そのため、サビなどの汚れが。スチールブラシで擦ってサビを落とし、オリーブオイルを塗ってお手入れしましたよ。

薪ストーブの煙突掃除に一人で挑戦してみた感想

我が家のdiyやメンテナンスは私担当なので、今回は夫も仕事、息子も学校という一人の時間に済ませました。

事前にYouTubeなどを見てイメージはしていたのですが、いざ始めるとなるととてもドキドキ。

さらに手が真っ黒になるため、なかなかスマホを触れず、検索するのも大変で。

(本当はもっと写真も撮りたかったんですけどね。涙)

△軍手していても真っ黒になった手(笑)

ええーい!やっちゃえ〜!てな感じにスタートしたのですが、1回やるともう大丈夫です。

煙突もブラシも、作り自体はとてもシンプルですから、やってみると「あぁ、そういうことか」とすぐ分かります。

大変だったのは、ブラシを同じ方向に回転させるのに結構手の力を使うこと。

それからどうしてもススが周りに飛ぶこと。掃除を終えて鼻を噛むと真っ黒になりました!笑

しかし、準備を始めて片付けるまでは午前中いっぱいあればできましたよ。

トータルで考えると、来年からも人に頼むのではなく自分でメンテナンスに決定ですね。

すっきりお掃除した薪ストーブで今年も冬の訪れが楽しみです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました