ミシン初心者だった私が裁縫を始めたきっかけと過去の作品紹介その③

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前々回と前回の記事

ミシン初心者だった私が裁縫を始めたきっかけと過去の作品紹介その①

ミシン初心者だった私が裁縫を始めたきっかけと過去の作品紹介その②

に続き、今回は布小物や自分用に作っている服などを紹介して締めくくりたいと思います。

家庭科の授業以来ミシンを触ったことがなかった私が、息子が生まれてから裁縫を始めました。

ベビー服や子ども服を作り始め、徐々に親戚や友人へのプレゼント、それからリクエストいただいた品も作るようになりました。

そして、今では暮らしの中で必要な布ものや服などは、なるべく作るようにしています。

ミシン初心者だった私が作り始めた暮らしの布小物

△リサラーソンさんのハリネズミの布。息子は斜めがけに、私は肩がけにして使えるバッグを作った。
△母へのプレゼント。落ち着いた色合いのバッグと巾着のセット。
△息子の通園グッズ一式はイトウナオミさんの生地を使って。少し刺繍も施してみた。
△雨の日用のバッグは水に強い布で。帽子も型紙があれば簡単に作れる。
△妹と妹の娘ちゃんへ。同じ生地を使ってリュックとトートバッグを。小物だと洋服よりもさりげなくお揃いが使える気がする。
△息子用のお財布。布でも充分財布は作れることが分かった。

自分の好きな生地でお裁縫ができると、お揃いのものが作れますよ。

姉妹や兄弟で。親と子で。同じ布でできたものがあるとなんだか嬉しい気持ちになるんですよね。

服の場合は、あまりにも揃えてしまうと目立ってしまいますが、布小物ならさりげなく持つことができますよ。

それから、有名なテキスタイルの生地で作れるのも良い点だと思います。

そのような布でできた既製品は、お値段が高くて手が出しづらいことも。

さらに、その布を使って作ったものは商用利用不可のものが多いんです。

つまり、お金を払って人に作ってもらうことも難しいんですよね。

しかし、自分で縫えるようになると、憧れの生地でできたバッグも洋服もなんでも手に入ります。

自分の手で作れるという魔法は多分、すごい強みなんだと思います。


ミシン初心者だった私が作り始めた手作り大人服

いろいろな子供服や布小物を作るようになって、いつしか作ってみたいと願っていた自分用の服も縫えるようになりました。

もちろん、実際に着れるものを作れるようになるまでの道のりは長かったです。

何度も心が折れそうになりました。

なぜなら、大人の服は型紙を写すところから大変です。縫い方自体は子供服と同じでも、とにかく大きくて場所をとるのです。

そしてその後に待っている裁断も、これまた大きいのでどこで作業しようと悩みます。

布もかなりの長さを必要とするので、水通しするのも一苦労。

生地を購入するにしても裁断するにしても失敗できないので、その都度決断するのに勇気がいります。

それでも無事に出来上がり、袖に腕を通して鏡を見たとき、とてつもなく大きな達成感に包まれるんですよね。

改善点も含めて、また作ってみようというモチベーションに繋がります。

△袖部分には透け感のある生地を使って。夏に使いやすいホワイトリネンのブラウス。
△お気に入りのエプロンが欲しくてやっと見つけた理想の型紙。キッチン周りにピッタリな丈夫なリネンを使って。
△トップスは二重でバックがカシュクールになっていたり、裾にフリルがついていたりと工程は多かったが特別なワンピースが完成した。

それから、私が自分の服を作ってみたかった大きな理由があります。それは自分サイズの服が欲しかったことです。

私は背が低く、体が小さいんです。なので既製品の服はいつも大きいことが多くて。

クロップドのTシャツはジャストサイズになり、ゆるめのトップスはチュニックに。

クロップドパンツはフルレングスになり、ロングワンピースはほとんど引きずるような格好でした。

最近ではXSサイズなども増えてきて助かりますが、数年前まではサイズ展開も少なかったんですよね。

(大人用以外に子ども服の150や160を買うこともあります。)

実は、私はファッションが好きで、一時期アパレルで販売員をしていたこともあります。

なので、ときめくデザインの服を見るたびにテンションが上がっていました。

自分の体に合うようにと、コーディネートや着こなし方を考え、工夫して着ることも楽しかったです。

しかし、いつも問題はサイズ感でした。どう着ればもっとスッキリ馴染んで見えるか。

「このデザインでジャストサイズだったらなぁ」と悩むことが幾度となく訪れていました。

今は自分の服を作れるようになったので、型紙を写す時点で調整しています。

裾丈や袖を短くしたり、肩幅やウエストを短くしたりと部分的に長さを短くような方法です。

型紙を1から作れなくても、あるものを使って自分に合うよう調整するならそこまでハードルも高くありません。

時には縫っては解き、縫っては解きを繰り返しながら作ることもあります。

このように細かな微調整ができるのも、自分で作るからこその方法だと思います。

いつかの夢はクローゼットを自分の作った服でいっぱいにすることです。

息子用のスタイからスタートしたミシン生活。どんなことでも小さなことからコツコツと。

一つずつ積み重ねていけば必ず叶うと信じて。

3回に分けてお届けした今回のテーマ。長文となりましたが、お読みいただき誠にありがとうございました。

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